デザインのお勉強本で有名なこの本。
私は9年ちょっとデザイナーをしていますが、あらためて「へ〜っ、なるほど〜〜!」と思えるところがいっぱいありました。(だから「なるほどデザイン」なのか…)
本の内容をご紹介しますね。
目で見て楽しみながらデザインを勉強できる本
どのようにデザインを決めていくのか、写真や図を使って丁寧に解説されているのでわかりやすいです。
作例がおしゃれなのでパラパラ見ているだけでも楽しめます。
デザインの本なのに作例があんまりかっこよくないなぁ…って本もありますからね…。
良い例、悪い例を並べて、どこがどう良くてどこがダメなのか説明されていたり、ここをこういう処理にしているのはこんな理由だからだ、など、読んでて「なるほど〜!」ってなります。なるほど連発。
デザインって楽しい! ってあらためて思いました。
ちなみに、IllustratorやPhotoshopなどのソフトの使い方は載っていません。
どうやったらデザインが上手くなるかの本です。
どんな人に伝えたい?
何を伝えたい?
なぜ伝えたい?
いつ・どこで伝えたい?
…がデザインを考える上での土台。
ただおしゃれなだけじゃなくて、そうなっている理由があるのです。
たとえが面白い
フォントの使い分けを人間の声に例えてるところなんか、すごい面白いなーって思いました。
↓ こんな感じ
フォントの違いで声の違いまでイメージできてしまう。
フォントってすごい。
デザイン初心者、デザインを仕事にしていない人にもおすすめ
デザインの仕事をしていない方でも楽しめて役に立つ本です。
プレゼンの資料やスライド、レジュメなどを作るときにも参考になると思います。
文字の端をそろえたり、メリハリをつけたりといった、ちょっとした知識があるだけでも制作物を見栄えよく作ることができますよ。
デザインに興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。