読書

『100歳まで自分の歯を残す4つの方法』を読んだ感想

100歳まで自分の歯を残す4つの方法

『100歳まで自分の歯を残す4つの方法』という本を読みました。
先月親知らずを抜歯してから、歯にまつわる本が気になっています。

無意識にやっていることで歯にはよくないことを知ったり、非常に勉強になりました。
なかでも特にこれは心がけよう、と思ったことを書いていきますね。

 

口を閉じてるとき、上下の歯を同士を接触させない

読んでてこれがいちばん驚きました。
何も食べていないとき、いつも上下の歯をどうしていたっけ…? とまず思い返しました。

自然に口を閉じてみてください。
そのとき、上下の歯同士は接触していますか?

接触していないのが正しい状態だそうです。
食べ物を噛むとき、歯にはすさまじい力がかかっています。
うっかりほっぺの内側を噛んだときに「い……ったぁ〜〜〜!」って悶絶するぐらい痛いときがあります。
そのたびに人間の噛む力すごいよな、とか思ってるのですが。
上下の歯が接触してる状態でも歯に力がかかっていて、それが歯に負担になるのだとか。

私は「よし、口を閉じよう」と思って閉じたときは上下の歯は離れているのですが、気がつくと接触させていることがよくあります。
特にパソコンに向かっているときに多いです。必死になるあまり歯を噛み締めている……。
このクセ、意識して直していきたいです。

極力、歯を抜かない

1本歯を抜くとそこから全体のバランスが崩れ始めるからです。
例えば1本歯を抜いたとします。その部分にブリッジをかける治療をする場合、前後2本の歯を削ってブリッジの土台にします。
土台になる歯には負担がかかるし、汚れもたまりやすく歯周病になる可能性もあります。
それでまた歯を抜くはめになって……という具合に連鎖的に歯を失うことも起こりえます。
もし通っている歯医者さんの治療に納得できなければ、他のクリニックにも足を運ぶべきだと強く説かれています。

この本を読んで、今度2本目の親知らずを抜歯してもらうのどうしようかな…とちょっと悩んでいます。
でも抜いたほうがいい場合もあるそうなので、そこは歯医者さんと相談します。

甘いものを控える

やはり甘いものは歯には良くないようです。
一時期砂糖断ちをしていましたが、最近またときどき食べちゃってるんですよね。

以前、歯科衛生士さんに「どうしても間食がやめられないんです」と相談したら、「間食してもその後すぐに歯磨きすれば大丈夫ですよ」とのこと。
間食しないのがいちばんいいですが、もし何か食べるなら歯磨きすることで虫歯予防になります。
甘いものを食べるなら、食後に食べてしまう。(そしたらその後すぐ歯磨きなので)

……でも歯磨きをつい怠ってしまうんですよね。
間食は会社ですることが多く、バタバタしていて結局しなかったり、なんとなく磨かないままずっと過ごしていた……ってことがよくあります。

ちなみに衛生士さんいわく、あめちゃんをなめているのがいちばん歯に悪いらしいです。
噛んではいなくても、甘いものがずっと口の中にある状態が良くないとのこと。

3〜4ヶ月に1回は定期健診へ行こう

歯医者さんって、行くの気が重いですよね。
私は7〜8年前に歯の矯正をしていたことがきっかけで、定期的に通うようになりました。
矯正が終わった今でも、4ヶ月に1回定期健診&クリーニングに通っています。
毎回健診が終わってお会計するときに4ヶ月後の予約をとってもらうので定期的に歯をみてもらえる状況ができています。
こうでもしなかったら絶対行くのがイヤになってたと思う。ただでさえ歯医者コワいのに。
予約とっていても、行くの気が重いなぁ……って思いますもん。

おかげで虫歯が見つかっても重症になる前に治療してもらえるので、あちこち小さい虫歯はたくさんつくってしまっていますが神経を抜いたり歯を抜くほどの虫歯は今のところありません。

本には歯の磨き方についても詳しく書かれているので、自分の歯を守るために日々歯磨きに励みたいと思います。

100歳まで自分の歯を残す4つの方法 (健康ライブラリー)

100歳まで自分の歯を残す4つの方法 (健康ライブラリー)

 

 
※前後の歯を削って橋のように繋ぎ、2本の歯で3本の歯を作ること

▶参考  歯のブリッジとは/治療法、費用、寿命、お手入れ法について