読書

『15分あれば喫茶店に入りなさい。』を読んだ感想

家でも職場でも学校でもない場所

15分あれば喫茶店に入りなさい。齋藤孝さん 本

齋藤孝さんの著書『15分あれば喫茶店(カフェ)に入りなさい。』を読みました。

私はブログを書いたりノートにアイデアなどを書き出したりするのもカフェでやるほうがはかどるタチです。
家だとついだらけてしまう。
なので本書を読んでて「わかる〜!」と思ったところがたくさんありました。
同時に、へ〜こんなふうにカフェを利用するのもいいな、というところもたくさんあって面白かったです。

※本書では、昔ながらの喫茶店だけでなく、ドトールやスタバ、タリーズ、ファミレスなどもまとめて「喫茶店」と呼んでいます。

 

これはすぐにでもやりたい! と思った、喫茶店の使い方3つ

アウトプットを前提とした本を読むとき

たとえばブログに感想を書こうとしてる本の場合。
喫茶店に入って読んだほうが集中して緊張感を持って読めます。
この本をさっそくドトールに持って行って読むことにしました。
この部分は記事に書きたい、と思ったところをノートに簡単に書き出して、家で今この記事を書いています。

ビジネス書や新書のような情報系の本は喫茶店で読んだほうがテンションが上がる、と書いてあるのを読んで「たしかに!」と納得しました。
飲み物代を払っているからでしょうか。
吸収してやろうという意気込みがなんか違います。

仕事関連の勉強をするとき

私、家で勉強ってなかなかできないんですよ。
家だとやる気が起きません。
なんとかやる気を起こしたとしても、調子が出てくるまでに時間がかかります。

カフェだとなぜかすぐ勉強モードになれるところがいいです。

これまで仕事関連の勉強をそんなに熱心にやってたというわけではなく(←あかんやん…)、この本に影響されてやる気になっています。
自分がやる気を出せる場所を選ぶのも大事です。

そういえば学校時代も、(しょっちゅうは行ってませんでしたが)ファストフード店や、先生が休みで自習時間となったザワついた教室では勉強がはかどりました。
自宅でも、自分の部屋がなく、姉妹の部屋というのもなかったので、人がいるところで勉強するのに慣れてたんだと思います。
でも図書室だとダメなんですよね…。静かすぎるのが気になるのと、本が気になるのとで逆にはかどりませんでした。

映画を観た後に感想ノートを書くとき

ノートじゃなくて、A4のコピー用紙とかでもOK。
先に書いた2点はすでに実践しているのですが、これはまだこれからやってみたいなと思っているところです。
著者の齋藤さんは以前、映画やお芝居を観た直後に喫茶店でエッセイを書くようにしていたそうです。
観たもののあらすじを書くというよりは、観たものからの刺激で何か文章を書くというもの。
喫茶店でネタ出しをして、家のパソコンで仕上げてブログにアップなんて楽しそうだな〜と思ったりしました。

これまでに映画のことをブログに書いたことがないのですが、書いてみたいなぁとは思ってまして。
書評のように、文章を読んで文章を書くのとちがって、映像を観て文章にするというのがなんか難しく感じていました。本のようにあとから戻って読み直したりできないですし。
でもエッセイぽいものを書くならできそう。
これは近々やりたいです。

喫茶店へ行くときの7つ道具

・手帳
・クリアファイル
・3色ボールペン
・A4用紙
・ノート
・電子辞書
・時計あるいはストップウォッチ

電子辞書…懐かしい…!(あんまり活用してませんでしたが)
今はもう持っていません。

A4用紙はメモ用です。

 

喫茶店だとはかどるワケは

必要なモノだけを持っていって、それをやるしかない状態だからはかどるんかも。
公共の場所で、緊張感がありつつ、でもリラックスした感じもあるのが喫茶店(カフェ)の良さだな〜と思います。

家だとだらけたり気が散ってしまうのは、家事などの雑事や、娯楽がつい気になってしまうからです。
気にならないという方もおられるかと思いますが、私は気になってしまうタチなんですよね…。
たくさん紙類を広げながらパソコンに向かう、みたいな場合は家でやりますが、どこでやってもいい内容の場合はそのときの気分に応じて場所を選びます。そして外へ足が向くことが多い。

今住んでいる近所にはカフェやファミレスがありません。いちばん近いところで電車で1駅先。
そういうお店が歩いていける範囲にあればいいのになーと思うことがあります。
次に引っ越しするときは近所にカフェがあるところがいいなぁ。
それもできれば複数件。
一件だけだとそこばっかり通いすぎてお店の人に「あの人また来た」とか思われるのがなんか気まずいって思ってしまうからです。

最近よく行っているお店があるんですが、毎週必ずと言っていいほど行ってるので、「週末に来るあの人」とか思われてそうで若干気まずいです……。