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その人の印象をいちばん左右するのは髪型
先日美容院に行きました。
ちょっと早めに着いたのでソファ&テーブルがあるところに通されたんですが、そこのテーブルの上にたまたまあったのがこの本。
パラパラとページをめくってみると面白そうだったので、これはじっくり読みたいと思い、帰りに本屋さんに寄って購入しました。
髪の毛でこんなにも見た目の印象を操れるのか! と発見がたくさんあって面白い本でした。
髪型で、まわりからの扱われ方って変わります。ほんとに。
最も簡単に「整形」できるのが髪
こないだクローゼットを整理してたら、むかーしの写真が出てきたんですよ。子供時代の。
面白くってしばらく見てたら、中高生の頃のも出てきました。
当時の写真やプリクラに写った自分を見て、これは…! ヤバい。と思いましたね。なにがやばいのかというと自分のモサさがやばい。
すっごいモッサいんですよ、自分が。髪型とまゆ毛がもうイケてなさすぎる。
↓ てきとーなイラストですが、極端に描くとこんな感じ…
……。
モサさも衝撃でしたが、当時の自分がそのモサさに自覚がなかったということにも衝撃を受けましたね…。
新学期とか、なかなか友達できなかったんですよ。
まだ何もしゃべってないのに、なぜか私を避けるようにグループができてゆく…。そしてしばらく馴染むのに苦労する。ってことがよくありました。
私が極度に引っ込み思案だったのもありますが、なんか話しかけにくいオーラを発していたのかも…とも思います。
学校を卒業して、しばらくぶりに同じ部活だった子と会ったときに「えーー! ちひろん!! 若くなったなぁ!!」って言われたんですよ。
「若くなった」って。それ老けてたってことか!? 軽くショック。
そのときの私の髪型は、縮毛矯正を当てていて、サラ毛のセミロングヘアーでした。前といちばん変わったところといえばここ。
あと変わったところといえば、あんまり人見知りしなくなったとこも。
今になって写真を見返して、「若くなったなぁ!!」の意味がわかった気がします。
この本の著者の佐藤友美さんについて
この本の著者、佐藤友美さんはヘアライター&エディターの方。
学生時代はプロのテニスプレーヤーを目指していたこともあり、髪型はいつもサルのようなショートカットで、女子トイレに入っていたら男子と間違われて注意されたこともあったとか。
その後会社員を経てライターになり、ファッションページを担当することになった友美さん。まわりはおしゃれな人ばかりで明らかに浮いています。
あるとき美容院で、はじめて「こんな髪型にしたいです」と雑誌の切り抜きを渡してカットしてもらったら…
「その髪すごく似合っていてかわいいですね!」と仕事でお会いした美容師さんに褒められ、勇気をもらい、それからは顔はともかく髪だけは大事にしようと思うように。
こまめに美容院へ行って髪の毛をきれいに保つようにしたら、いろんなことが上手くまわり出すようになったのだそう。
「なりたい自分」を決めて、それに合わせて髪型を決める
なりたい自分なんて言われてもよくわからなかったり、漠然としている、という方も多いと思います。私もまさにそうです。
そんなときは、「ほめられたい言葉」で考えるといい、…って書いてあるのを読んで、あぁ!これならできそう! と思えました。
たとえば私の場合だと、
・親しみやすい
・話しやすい
・気さく
・優しい
・仕事ができる
・性格が良さそう
・明るい
こんな感じ。これをノートか付箋に書き出して、優先順位が高い順に並べ替えます。
特に上位3つは繰り返し自分に言い聞かせるといいのだとか。
「性格が良さそう」なんて、この言葉だって漠然としていますが、底意地悪そうとか性格悪そうとは見られたくないですからね。まぁ実際どうかは置いといて…
私は子供の頃はほんとに無口で暗い子供だったので、上に書いたような言葉を言われるのって憧れだったんですよね。
まぁ今でも根が暗いといえば暗いですが、表向きはそこまで暗さMAXな感じではないと思います。感じ良さげな人だと少しは騙せてる演出できてるかと思います。思い込みだったらどうしよう。
それでもまだまだ改善の余地はありますね。
…P.91
この性格だとこんな髪型、というのがいまひとつイメージできていなかったんですが、漫画のキャラクターを例に挙げて説明されていてすごくわかりやすかったです。
読んでると「たしかに!」と納得します。
たとえば、男女問わず好感を持たれやすい髪型として挙げられているのが、ふんわりとしたミディアムボブ。
『タッチ』の南ちゃんや、『花より男子』の牧野つくしのような、あんな髪型。
クールな女性といえば『NANA』の大崎ナナ。
ちょっと不思議ちゃんといえば、『ハチクロ』のはぐちゃん。
などなど。
漫画はキャラクターをわかりやすくしてるのもあると思いますが、たしかにそうだ、と性格と髪型が結びついていることに納得。
そんで美容師さんにオーダーするわけですが、こういう髪型にしたいって伝えるの、難しいですよね…。
私はよくネットでいろんなヘアスタイル見れるページを探して、その中からイメージに近そうなのを選んでスマホに保存して、カットの前に美容師さんに見せてます。
それで上手くいってるかというと、どうなんでしょう…。なんとなく良い感じになればいいと思っていて、そんなにおおきな失敗はないので「上手くいってる」って言っていいんかな。たぶん。うん、上手くいってるってことで。
おおざっぱなのは昔からそんなに変わっていませんね。
美容院をころころ変えるのは損
学生のときは、初回限定で使えるクーポンを使って安くあげるために、ちょこちょこ美容院を変えてました。
仕上がりがどうとかはそんなに気にしていませんでした。安さがいちばん。髪には無頓着。
それで何が損かというと、1回行っただけではどんなに腕のいい美容師さんでも思い通りの髪型にはならず、少なくとも半年〜1年かけることで、その美容師さんの実力が生きてくるそう。
なのでそうなる前に美容院変えてもなかなか髪型が育ってこない…というところで「損している」そうです。
そんな私でしたが今では同じ美容師さんに4年ほどお世話になっています。
この人だ! と決めてそうなったというより、なんとなくいつも同じ美容師さんを指名して、そしたらいつのまにか長いことお世話になってるな…という感じです。
なんとなくだなんて美容師さんごめんなさい。でも「いいな」って思えるところがあるからなんとなく次もこの美容師さんにしようかなって思えてるのかな…? と思いました。
長くなってしまいましたが、まとめ
・髪型で印象は激変。髪は顔の一部
・褒められたい言葉からなりたい自分を考える
・髪を変えたら、「別人になる」と決める
ズボラな私ですが、ふだんの髪の毛のお手入れももう少し念入りにしよう…。せっかく美容師さんにきれいにしてもらっているんだから。
ここ最近、アホ毛が出まくりなのをどうにかしたいです。