今年のお正月に偶然出会ったこの本。
『「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル』。
読んでみたら、やることをひたすら箇条書きにしていくところがわかりやすくて自分の生活に合いそうだと思いました。
Contents
バレットジャーナルを始めたきっかけ
毎日やることがいろいろあってすぐ忘れてしまうんですよ。
しかもその「やること」というのは本当にこまごましたことです。
箱ティッシュが切れてるから買いに行かないと、週末に卵買いたいとか、サーバー代●日までに払わないと、とか。こんな用事が大量にある。
これらを普通の手帳に書けばいいやん、と思われるかもしれません。私もそうすればいいと思ってこれまではほぼ日weeksの週間スケジュールページのメモスペースに書いていました。左ページがスケジュールで右ページがメモになってるやつです。
これは別にほぼ日weeksに限った話ではないですが(念のため前置きしておくとほぼ日weeksを悪く言う気はまったくありません。お世話になってきたし)、手帳ってメモページの量に制限があるのが気になってしまうんですよ。
見開きの右ページに書いて、余る週もあれば足りない週もある。
巻末にもメモページがあるけど、なんか気になってしまうんですよね…。
手帳にある分を使い切ってしまったらもうないやん、って。ページを使うことにブレーキをかけてしまう。
サランラップの残りが減ってきて、でも今在庫がない、週末まで買いにいけない、大事に使わないとな…と思う感じに近い。
ページがたくさんあればいいだろうと思って今年はほぼ日weeks MEGA(weeksのメモページ多めバージョン)を選んでみたんですが、ページ数が増えたとはいえ限りがあることには変わりないんで、私にとっては根本的な解決になってないことに気がつきました…。
ほぼ日weeksも大好きなんですけどね…。
しかも雑く使うことにも抵抗を感じてしまう。手帳とかいいノートってなんか綺麗に書こうとしてしまいませんか?
ミスコピー用紙の裏面に書くときのような気楽な気持ちで書けないんです。
この「裏紙に書くときの気楽さ」ってかなり重要だと思っていて、ノートを選ぶときにも重視してたりします。
じゃあもういっそ裏紙を使えばどうか。ともちょっと思ったけど。
ちょっとしたメモなら裏紙でもいいんですが、記録として残しておきたいものはやっぱり綴じられているほうがいい。それに、気分がアガるかもけっこう大事だったりする。
そんなわけで、「バレットジャーナル」を始めることにしました。
ああ、思いのほか前置きが超長くなってしまった。これまでのは一応前置きのつもりだったんです。
まずは本に沿ってバレットジャーナルの基本的な使い方を実践し始めました。
バレットジャーナルとは?
めっちゃざっくり説明すると、なんでもひたすら箇条書きにしていくという手帳術です。
やることや思いつきなどを箇条書きにするほかには、年間・月間スケジュールページ、その他特定のテーマのページ(たとえば読みたい本リスト、行きたい所リスト、使ったお金のメモなどなんでもあり)などから構成されています。
専用の手帳、ノートがあるわけではないのでこれらのページはすべて自作します。
あ、専用の手帳ではないけどバレットジャーナルをすることを想定しているようなノートはありますね。
「ロイヒトトゥルム2017」というノートです。(リンク貼ろうと思ったけど出てこなかったので、興味がある方は検索してみてください。)← でもコレけっこうお高い…。
市販の手帳と違って自分の好きなようにページを作れるところが魅力です。
バレットジャーナルの良いところ
いつからでも始められる
年の途中からでもOK! 始めようと思ったその日から始められます。
好きなノートを使ってOK
家で余っているノートを使って試しにやってみるか〜、でもいいし、100均のでも無印のでも、お気に入りの表紙のノートでも。
使うページ数に制限がない
週間スケジュールページや1日1ページ手帳だと、1日あたりに割かれている書くスペースが決まっていますが、バレットジャーナルはその制限がないのがいいです。
一行で終わる日は一行だけで次の日はその続きから使えばいいし、たくさん書くことがある日は好きなだけ書けます。
ノートを使い切ったらまた新しいノートを買い足して続きを使っていくので、ページ制限を気にしなくていいのがラクです。
バレットジャーナルの書き方
タスクやメモをこのように書きます。
・ページタイトル
・箇条書き
・箇条書きの前につける記号
・ページ番号
バレットとは、箇条書きの頭に付いている「・」のことです。
箇条書きは全て短文で、思いついたことをひたすら書き出していきます。
…なんて書くとわかりにくいと思うので、例をご覧ください。
…あ、ページ番号が写っていませんが、各ページの左下or右下に、本のようにページ数をふってあります。
バレットの種類
本では何種類かのバレットを使い分けるように書かれています。
例えば「・」…すぐ実行 「×」…済んだ用事 とか。
でも私はあんまりたくさんのマークを使いこなせそうになかったので、数を絞って自分が使いやすいようにアレンジしています。
「・」…とりあえず項目の頭に付ける
「✔・」…済んだらチェックを入れる
「→ ・」…次の日以降に持ち越し
優先順位の高いものは、・をちょっと大きめにぐりぐりして「⚫」にしたり。または★を付けたり。
バレットジャーナルの構成
インデックス(目次)
ノートの最初の3〜4ページを目次にします。どのページに何を書いたか後で探せるように目次を作ります。

フューチャーログ(未来ログ)
年間予定表のようなものです。
マンスリーログ(月間ログ)
一般的な手帳でいうと、月間スケジュールのページにあたります。
予定や、その日の出来事を書いたり。
その月にやることもこのページに記入します。
デイリーログ(毎日のログ)

まず、ページの上のほうに日付を書きます。
思いついたことや、やることなどをどんどん書いていきます。
書いておきたいことがあれば好きなだけページを使ってOK。
書く量が1ページに満たない日もあれば、数ページ使う日もあります。
テーマを決めて作るページ
例えば読みたい本リスト、行きたい所リスト、観たい映画リスト、使ったお金の記録、体調管理表など、自由なテーマで書くページです。
このページも1冊のノートの途中につくります。(もし巻末がよければノートの後ろのほうにつくっても。)
↓ これはブログネタ一覧のページ。

タスクの移動
その日にやり残したことは、次の日以降のページに転記します。
この転記がけっこう面倒……。
でも転記しないですむことって、別に急ぎじゃないとか、やらなくてもいいことだったりします。
どんなノートを使うのがいいか

・丈夫なもの
・持ち運びしやすいもの
これを満たしていればどんなノートでもOK。
私は無印良品のモレスキン風ノートを使っています。
正式な商品名は「滑らかな書き味 ハードカバーノート」。
まとめ
このバレットジャーナルを実践して約3ヶ月ですが、すごくいい感じです!
だいぶ長くなってしまったので、次回にもう少し詳しく書けたらと思います。
私のバレットジャーナルの中身をもう少し紹介してみる予定です。
↓ この本に出てくるバレットジャーナルの実例は、私のよりもっともっと綺麗に書かれています! 説明も写真入りで詳しくされているので、バレットジャーナルについて詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください。