暮らし

8年分の手帳を手放しました。

積み重ねた手帳
ついこないだ、思い出のものって捨てずらいなぁ、やっぱり残しておこうかなぁと悩んでいました。
が、この一週間で気が変わり、手放すことにしました。
手帳8年分。

 

8年か…。本当にいろんなことがありました。
社会人になってから、日々の記録などちょこちょことつけていました。
その日にしたことや食べたものなどなど。働き始めてからの日々が詰まっている。
結構な「ライフログ」です。
 
でも、手帳を手放したからといって、これまで歩んできた年月がなくなるわけじゃない。
 
やっぱり残しておこうといったんは思った手帳をなぜ手放す気になったのかというと、改めてじっくり読み返してみたからです。
読み返していて、あまり良い気分にならないのです。
なんだか辛い。なんだかもやっとする。
 
とにかく悩んでばかりいた20代でした。自分はとんでもなくだめになる気がするとか、なんて自分はだめなんだとかそんなことばっかり考えていました。暗い…。
淡々と記録が書かれていたかと思えば、けっこう生々しいこと書いてるなぁというところがあったり。
この頃の自分のおこない、今思うと恥ずかしいと感じたり。
 
けれどそんな20代があったからこそ、30代に入った今、ずいぶんふっきれたというか、楽に過ごせています。
そのときそのときで悩むことがあったり、しんどいこともありますが、それでも20代の頃に比べたらはるかに楽です。もう「自分なんて…」と思うこともなくなりました。
何かあっても、まぁどうにかなるだろうと思っています。
なので、あの日々は決して無駄ではありませんでした。
 
手帳をとっておくことにあんまり意味がない気がしてきたのです。
自分で納得できたのだから今が手放すタイミング。
 
と考えると、手放すことができました。
なんかすがすがしい気分です。
 

時計と牛ノフィギュア
今も手帳は使っていますが、これもどのぐらいの間とっておきたいと思うんだろう。
しばらく残しておいて、もういいや、って思えるときが来たら手放すと思います。
 
残しておきたいところは、写真に撮るなりスキャンするなりして保存してもいいかもしれない。
 
手帳そのものは子供のころから好きで、今も好きなので使うのをやめるつもりはありません。
が、どんな手帳をどう使うか、どんなふうに残すか(あるいは手放すか)は変わっていくと思います。